啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(日)隔離期間があけました!

 日本の新型コロナの水際対策は、海外在留者の立場からすると、非合理的なところが多く是非改善するといいようなところが多く見えます。とりわけ、欧米やその他の先進国における水際対策と比較すると、非合理的に厳しすぎるように思われます。もちろん、「ゼロコロナ」政策をとる中国は、入国と隔離期間を合わせて2ヶ月かかるので、中国と比較することはできません。

 一方、日本に在住の多くの人たちからすれば、水際対策はできるだけキツくやってほしいというのは本音だと思います。特に、飛行機に搭乗する前に乗客は全員PCR検査で「陰性」であるはずなのに、どうして成田空港や羽田空港に到着して抗原検査したら「陽性」者が出るのか?、という疑問は当然です。飛行機の中の10時間前後で新規感染がそんなに頻繁に起こるとは考えられません。今ままで、飛行機の中でのクラスター発生は報告されていませんし。

 その意味では、到着空港での抗原検査は意味があるのかもしれません。しかし、水際対策は感染増大を遅らせるものであって、それをストップできるものではありません。その間にどういう有効な対策を準備できるかの時間稼ぎなのです。

 もう一つは、オミクロン株の重症度などの精査が必要で、どこまで対策をとるべきかを科学的に決断する必要があるのでしょう。

 何れにしても、教授の14日間の隔離期間は本日で終了です!