啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

原油価格の静かな上昇

 米国時間の2018年4月13日の「WTI原油価格」が、1バレル当たり67.39米ドルと70米ドルラインに静かに近づいています。最近の原油価格の上昇は、ガソリンなどの派生商品の価格上昇に繋がるとして株式市場の下降要因として捕らえられています。
 サウジアラビアでは、損益分岐点と言われる1バレル55米ドルをはるかに超えて来ているので、日常生活でも経済回復の兆しを強く感じます。
  以前にも話題にしたように、経済評論家によっては、本年2018年末までに原油価格が1バレル100米ドル超えの可能性もあると指摘されており、サウジ経済にとっては朗報ですが、世界経済や日本経済にとっては朗報ではないかもしれません。