啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

WTI原油価格が70ドルに近づく

原油WTIで1バレルあたり70ドルに近づいています。2014年以来の高値になってきました。昨年は、1バレルあたり30ドル代もあったので、それからすれば2倍を超える高値となっています。
イランの核合意をアメリカトランプ政権が破棄する可能性が出てきましたが、この可能性が現実になるとすると、原油生産の不安定性を招いて、原油価格はさらに急上昇すると言われています。
実際、ニューヨーク市場では石油関連業種の株価が急騰しており、ダウ平均もかなり上がってきているようです。
原油価格は、今年中に1バレルあたり100ドルまで上昇するという人もいるようです。
原油価格が上がれば株式市場上がるという連動性がありましたが、原油価格が上がりすぎると、逆に経済的には負の効果も出てくるので、どのくらいのバランスがいいのかを探りながら、市場が反応する傾向を慎重に見守る必要があります。