啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

KSU医学部との熱い議論

 リャッダ空港に到着するや、お迎えが来てくれていて、そのままリヤッドのサウディ国王大学(KSU: King Saudi University) の医学部(Medical School)に連れて行かれました。
 ここで大歓迎を受け、約半日にわたって、臨床の各分野の先生方との共同研究を模索する会議が続きました。
 バイオフォマティクというか、データ解析やAIを用いた知識抽出にかかわる期待感が非常に大きかったことが印象に残ります。
 KAUSTも大学としては、お金をもっているほうだと思っていましたが、KSUはサウジの東大といった位置づけということもあり、研究資金などかなり裕福と見受けました。
 財政危機にあるサウジアラビアといわれていますが、まだまだ驚くほどの研究資金が出るところにはでていることを実感しました。
 また、これらのお医者さん達のリッチなこと!会議終了後は、あのトランプ大統領も宿泊したというリッツ・カールトンホテルでの夕食会に、個人の車で送ってくれたのですが、その車がスポーツカー。それも、アストン・マーチンのDB9。ボディは全部手作りですよ、皆さん!また、その何人かのお医者さんの弟さんは、スーパーカーを10台以上も所有とか。
 腐っても鯛。まだまだ、この国は破格にリッチな人達が多いことを実感しました。まあ、貧富の差はますます激しくなっていると聞きますので、お医者さんで大学の先生という特別な人達なのかもしれません。