啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

マレーシアと英国

教授の勤めるアブドラ国王科学技術大学(KAUST)には、マレーシアからのポストドクや学生(大学院生)がかなり多くいます。リサーチサエンシスト(Research Scientist)という上級研究員の職にもついているマレーシア人もいます。
最初は同じイスラム教が多いということで、サウジアラビアにも親和性があるというだけの理由かと思っていました。
しかし、そこにはもう一つ重要な要素があったのです。
それは、マレーシアがイギリス連邦加盟国ということにもよることが分かりました。したがって、優れた学生は、ケンブリッジやオックスフォードなどのイギリスの有名大学に留学する傾向があり、それらの人達がKAUSTに来ているように思われます。<引用:>
「マレーシアは、東南アジアのマレー半島南部とボルネオ島北部を領域とする連邦立憲君主制国家で、イギリス連邦加盟国である。タイ、インドネシアブルネイと陸上の国境線で接しており、シンガポール、フィリピンと海を隔てて近接する。ASEANの一員。」