啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

冷凍ピザ

昨夜は、休日ということもあり、いつものように自宅の執務室(まあ日本で言う書斎ですが、少々立派すぎて「執務室」と勝手に呼んでいます)で、気ままに宿題をこなしておりました。冷蔵庫や冷凍庫の整理を兼ねて、今まで食べていなかったものを食べ漁って食べていたので、ふと気がつくと何も食べるものが残っていませんでした。正確には、冷凍庫にはいつでも食べれるように小分けして冷凍した食品が多数あるのですが、一番少しでも手間のかからないものから食べていくという悲しい習性が身に染み付いていて、手間の最もかからない食品を食べ尽くした、ということです。
冷凍ビザは、電子レンジでもオーブン仕様で自動的に「焼きあがる」ということを先日教えてもらったので、これに「挑戦」することにしました。これは、手間がかかるため食べ残していたというよりは、多くすぎて一人で食べ残した場合、残りをまた冷凍庫にしまうにせよ、捨ててしまうにせよ、その後始末に手間がかかるという想いがあって、今まで敬遠してきたのでした。といっても、こちらのスーパーで一番小さいピザを買ってはきていたのですが。
適当なお皿さえ用意ができれば、そのお皿の上にそのピザを乗せて電子レンジに放り込めば、自動的におもさを測ってくれて所要時間が表示されるため、なんと操作はボタンを押すだけ。いや、簡単というか、簡単すぎる!という感じ。
待つことほぼ5分、元気いいチンという音に、こちらも元気よく反応して急いで電子レンジの中を覗き込むと、何やら焼いたというよりは、蒸したという感じのピザが出来上がっておりました。早速試食すると、周辺部分は確かに焼きあがった感じで中心部に行くにつれて蒸しピザ状態になっていることが判明。でも空腹という人間の本能は恐ろしいもので、そんなピザの同心円的な焼き上がりのムラにも目もくれずひたすら食べたら、なんと完食! いいのか悪いのか、後始末の手間もなく、自分で一応作った休日の美味しい夕食となりました。