啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(木) KUST隣のThuwal (ツワル)の街へ

こちらの木曜日の夜は、日本で言う「花金」です。というのも、サウジアラビアでは、多くのイスラム国がそうであるように、金曜日と土曜日がお休みであり、日曜日は通常勤務日となります。

  したがって、休日の前日は木曜日となります。

  今日も、仕事でもう午後8時を過ぎようとしていたところ、同僚から「隣のThuwal に美味しいフライドチキンのお店があるので行きませんか?」という優しいお誘いがありました。隣といえども、車がないとそこには行けません。教授は、日頃から大学キャンパス専用のエコカート(ゴルフカート)なので、そこには行けないのです。

  そういえば、最近日本から持ち込んだインスタントラーメンばかり食べ続けていたので、そろそろ食生活うぃ変えないと体に悪いと思っていたので、渡りに舟の状況でThuwalに連れて行ってもらうことにしました。

  この街は、教授の大学のKAUSTとともに発展してきている街です。連れて行ってもらってまずビックリしたのは、いろいろなお店やレストランがたくさんできていて、約5年前の人里離れた寂しい漁村というイメージは全く払拭されてしまったということです。

  また、KAUSTのキャンパス内に比べて、物価がとてつもなく安いということも知りました。大学キャンパスは巨大ですが、2重の塀で囲まれていて、入場するのに車のレントンゲン検査に加えて、2回の検問を受けねばなりません。外から見ると、何か巨大な米軍基地のようなイメージに映るかも知れません。

  とにかく、フライドチキンも、山盛りのフレンチフライとパンも含めて12SAR (サウジリヤル)で、日本円にすると360円。大学キャンパス内では、おそらく25SAR か30SARはするでしょう。つまり、2倍から3倍高いことになります。

  試しにピザもフライドチキンの隣のお店で買ってみたら、中玉サイズでなんと12SARでした。これに関しては、本当に「井の中の蛙」状態でした。でも、日頃は車がないので、仕方ないないですね。

 

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Thuwal (ツワル)の街のフライドチキン店

 

 

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Thuwal (ツワル)の街のフライドチキン店の隣のピザ屋