啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

中東市場への進出戦略

最近、仕事がら、科学研究だけでなく、医学医療関連や石油・鉱物資源関連そして石油化学関連のサウジアラビア大企業のCEOやトップ・エキゼキュティブの方々と会う機会がたくさん出てきました。
そして、日本の経済バブルの絶頂期のように、どんな事業を行っても、どんな商品販売を行っても、すぐに成功し売れるだろうと確信させる購買力と貪欲な購買意欲があるように思えます。
たとえば 飛行機にしてみても、毎2時間1本ほどの割合で、ジェッダ・リャッド・ダマーム間で早朝から深夜まで飛んでいますが、1週間前には予約しないと全部満席で、飛行機の切符が全く取れません。非常に多くの人が移動しており、何をしても「儲かる」といった言葉が、いろいろなところから聞こえてきます。
特に、日本製品に高い評価のある一方、事業などでの日本の存在感が薄いのが現実です。
最近、少し古いですが、とてもいい経済レポートを見つけました。Noumea Research Institute 発行の「知的資産創造」/2014年 3 月号に「特集 フロンティア市場 〜 中東・アフリカ中東市場への進出戦略〜」があることを見つけました。中東での事業進出のための最低限のことが、よくまとまって書いてあります。
「CONTENTS
I 中東において進出先として魅力的な地域
II サウジアラビア市場への進出戦略
III UAE市場への進出戦略
IV 中東市場進出における留意点」
是非、
http://www.nri.com/~/media/PDF/jp/opinion/teiki/chitekishisan/2014/cs20140303.pdf#search='サウジアラビア工業団地+wiki'
を参照してみてください。
また、JETROが定期的に出しているレポートも読み応えがあります。最近のでは、2013年版のサウジアラビア経済報告でしょうか。