啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

研究テーマの決定

サウジアラビアのアブドラ国王科学技術大学(KAUT: King Abdullah University of Science and Technology)に2013年10月1日付で赴任して以来、1年半が過ぎました。
本日の研究室会議で研究体制の確定と所属研究員と大学院生全員の研究テーマの最終化が決定しました。
赴任したときに、多くの人達から研究室の立ち上げには大体1年半かかると言われていましたが、心の中では早くて4ヶ月遅くて6ヶ月と踏んでいました。しかし結果的には、他の皆さんが言うような時間がかかってしまいました。
しかし、研究チームとしては、大学院生6人を含む20人体制の研究室となり、大学の中でも最大規模の研究室となってしまいました。
実際には、一番コミュニケーションが取れやすいと言われる10人程度の精鋭部隊の構成を目指したのですが、少し大きくなってしまいました。
それでも、毎週1回の研究室会議、プログレスレポート会議、ジャーナルクラブ、ウェット・ラボ会議と、非常に順調にかつ精力的に動き出しました。研究室会議に至っては、もう35回目を数えるに至りました。
その意味では、研究室構成員の全員の本格研究体制が最終化された本日をもって準備期間が終了し、いよいよ明日から本格研究のスタートと言ってもいいのかもしれません。
さあ、皆さん、頑張りましょう!