啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

全員指導

 遺伝研では、全教員が一人の院生を指導する「全員指導」体制がとられています。
 教授は、自分の研究室に所属しない4人の院生の方々の学位審査会やプログレスレポート会で、忙しくしています。
 一方、教授の研究室の石川院生は、他の先生達からの指導を受けます。
 典型的な例は、主任教員は学位審査の主査はもちろん審査委員にもなれません。
 これには、やはり賛否両論ありますが、約20年以上もやってきて、院生のレベルの高さを保つには一定の効果はあるように思われます。