啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「居酒屋」の語源と始まり

雑学マニアックスによりますと、「居酒」とは、江戸時代になって、酒屋で酒を買っては家で飲んでいたが、一人暮らしの職人や浪人が、その寂しさから酒を買ってはその酒屋で飲むようになり、これを「居酒」と言っていたようです。
その後、カウンターのようなものができ、つまみなども出すようになり、これが「居酒屋」になったと解説しています。
そういえば、教授が幼いとき、清酒は桝のようなもので量り売りが普通で、一升瓶のようなビン単位で売るようになったのはかなり後年になってからのように思います。
当時の大人達が、コップ酒を立ち飲みで酒屋で飲んでいる姿は、子供心に何か格好良さを感じていたように思います。
また、酒を席のある形で振舞うと飲食税が付加されるけれでも、酒屋で買ってはその場で飲めば酒代だけで済むという話も昔聞いてことがありました。
酒の飲めない国に住んでいますと、酒が恋しくなることはありませんが、居酒屋の雰囲気は日本の大衆飲食文化の中でも、非常に恋しくなるところがあります。特に、フランスやイタリアのバールや、イギリスのパブにも、日本の居酒屋に似たような雰囲気がありますが、日本の居酒屋の方がお店への関わり方が深いというか、料理にしてもお酒の飲み方にしてもより本格的な感じするように思います。居酒屋の主人や従業員の人との会話などの楽しみ方も、日本の居酒屋の方が奥が深いように思います。
はやり、美味しい料理に美味しいお酒もいいですが、話して楽しい友人や知り合いが近くに居るというのが必須で、それが楽しさの秘密なのだと思います。<引用:http://zatsugaku.sblo.jp/s/article/50706504.html>