啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

デブレッチェン

 当初、「ブタレッチェン」と呼んでいて、どこかおかしいと言われて、はっと気付きました、間違っていることを。正しくは「デブレッチェン」でした。つまり、「デブ」のところを「ブタ」と呼んでいたのです。
 ハンガリーの第2の都市。ブタペストに次ぐ第2の都市である「Debrecen(デブレッチェン)」。大学が3つもある街ですが、ブタペストから東におよそ230km。
 こんなところで会議しなくてもと、思うほど遠い街でした。ブタペスト空港に午後10時45分くらいに到着するも、予定の迎えの人は誰も来ず。午前0時を回る前にはなんとかしなきゃと、一大決心して、夜更けのハンガリーの高速道路をタクシーで230km走破。デブレッチェンのホテルに到着したのは、なんと午前3時前。
 230kmというと、日本でいえば、東京から浜松あたりまでの距離。タクシー料金も、日本なら16万円から20万円くらいはかかるところでしょう。幸い、ハンガリーでは、約3万円程度で済みました。でも、お金の問題ではなく、三島を出て24時間もかかっての目的地到着で、体力的にも精神的にも大打撃の疲労困憊となりました。