最近、米国NIHの所長のフランシス・コリンズ博士が、オバマ政権の後押しの下、「脳マッピング」プロジェクトに大型予算をつけたことを発表しました。
これは、「ゲノムから脳」への研究シフトというよりも、ゲノムを基盤技術として脳研究の大幅な進展を図ると言ったほうが正確なように思います。
実際、その意味では、日本のほうが、理研などで約10年も早くから脳研究を開始しておりますし、利根川先生の脳の研究センターも数年前から理研で稼働しています。
いずれにしても、NIHのこの方面での動きには、要注目と思います。