啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉に参加の意味

 朝日新聞デジタルによると、安倍首相が「環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉に参加」を表明したと報じました。
 「安倍晋三首相は15日夕、首相官邸で記者会見を開き、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉に参加することを正式に表明した。首相は「TPPはアジア太平洋の繁栄を約束する枠組みだ。一日も早く交渉に参加しなければならない」と強調。「日本は世界第3位の経済大国。必ずルールづくりをリードできる」とも語り、交渉に自信を見せた。早ければ7月に参加することになる。
 日本銀行の正副総裁人事が承認されて金融政策の司令塔も決まったこの日、安倍政権は大きな山を越えた。今夏の参院選に向け、経済政策を加速させる。
 TPP交渉参加を決めた理由について、首相は「日本だけが内向きになったら成長の可能性もない。我が国経済では全体としてプラスの効果が見込まれる」と説明。「普遍的価値を共有する国々と経済的な相互依存関係を深めていくことは、我が国の安全保障にもアジア太平洋地域の安定にも大きく寄与する」と安全保障面の利点も指摘した。その上で「今がラストチャンス。この機会を逃すと世界のルールづくりから取り残される」と訴えた。」
(引用:http://www.asahi.com/politics/update/0315/TKY201303150235.html