啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

D-Aday

70年前のこの日、1944年6月6日、第二次世界大戦ナチスが優勢を強める中、米軍を中心とした連合軍がフランスのノルマンディー海岸に上陸を果たし、戦況を一挙に反転させた、いわゆる「ノルマンディー上陸作戦」を実行させました。
イギリスのチャーチル首相が、当時孤立主義をとっていた米国を説得して、欧州に米国を参戦させる待ちに待った一日でも有りました。
1941年12月8日に日本軍の真珠湾攻撃で太平洋戦争が勃発しましたが、これも米国が欧州の戦線に参戦する大きな原因になったことは言うまでもありません。
このノルマンディー上陸作戦では、多くの若い兵士が投入され、天候の悪さからパラシュートでの降下の途中で陸地に着地出来ず、海中に突入してしまい上陸前に溺れ死んだ兵士も多かったと言われています。
ノルマンディーのオバマビーチの近くにある無名戦士の墓地で、オランド・フランス大統領と米国のオバマ大統領が参加して70周年の式典が行なわれました。その様子を、そこでのオバマ大統領の演説を含めて、様々な解説とともに多くの国際放送が報じています。