今川先生のホームページを見ていて、その掲げてある教育理念に感服致しました。教授が考えている理念と、言葉や表現は異なっていても、基本的に同じ考え方です。
しかし、ここまで明確にかつ整然と、教育理念が顕わに記述されているのを過去に見たことがありません。
これも、少し長いですが、以下に引用させていただきます。
「PIは、日本でも米国でも「すばらしい師」にめぐり会い、気づかなかった「伸びしろ」を伸ばしてもらうことで研究者として成長した。
東大赴任以来10年、欧米式学生指導法を取り入れ、独創力を備えかつ世界に通用する日本人研究者「Next generation」を育てている。
学部学生・大学院生の教育および指導にあたっては、研究者志向の強い者へ関心が偏らないように留意しつつ、自立性の高い学生・院生の育成のため、以下の項目に従って教育・指導を行っている。
1. 入室の際のインタビュー事項などをもとにして「研究指導プログラム」を各人毎に策定する。
2. 各人の生活態度、授業への参加状況や研究に対する日常的姿勢の中から、各人の教育・研究の進捗状況を評価し、その告知方法の透明性・公平性に留意する。
3. リサーチ・ミーティングやリトリートなどは、大学院生を中心に運営していく。
4. 他の研究機関との人的交流を盛んに行う。
5. 各人の研究をアブストや論文という「形」にしようとする意識を醸成し、アブスト・論文数の増加とレベルの向上を図る。
6. 国内外において研究発表を積極的に行わせる。
7. 研究発表に対する評価や共同研究者による指摘・注意を受け入れ、それを基に「研究指導プログラム」や指導法の改善を図る。
8. 学位取得まで、研究の「社会へ還元」への意識を高めつつ、一貫性のある指導をする。そして、9. 就職などで研究室を離れても、教育者や研究者としての充足度を見守っていく。」
(引用:http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/ikushu/education.html)