啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

学位授与式(Commencement Ceremony) at KAUST

  KAUST(アブドラ国王科学技術大学)は、大学院大学(大学院生からだけからなる大学のことで、学部学生はいない大学のこと)ですので、学位授与式は非常に大事なイベントのようです。
 キャンパスは、ほとんど「米国の一流大学」仕様ですので、もちろん学位授与式も米国流です。
 博士取得の学生達はもちろん、修士取得の学生達もみんな、ガウンのようなアカデミックドレスと帽子を着用して、ステージに上がって、一人一人学長から学位記をいただきます。
 博士の学位を受け取る学生たちは、やはり、ステージの上で、一人一人自身の指導教官からガウンのようなアカデミックドレスの上につけるストールを着せてもらいます。 
  それを、Facultyと言われる教授陣(教授、准教授、助教授(日本で言う助教))全員と、学生たちの親御さんや関係者が見守ることになります。
 このイベントというか、儀式の終了とともに、学生全員が帽子を空高く投げ放るという、それです。
 大学は、約2日前から、真っ青な紅海を背景に、大学の象徴であるビーコンの見える大きな野外広場を会場にすべく準備を始めるのです。 
 その学位授与式が12月14日16:00から2時間をかけてありました。