啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

第9回国際ゲノム会議

 "Revolution of Genome Science 〜The 9th International Workshop on Advanced Genomics〜" July 12-14, 2011 at Hitotsubashi Memorial Hall, Tokyo
国際ゲノム会議の「前書き」を引用致します。
http://gt164.jpn.org/9agw/jp/
「2001年はヒト概要配列についての2つの論文が発表された年であり、2011年はちょうど十周年を迎えます。ゲノムプロジェクトは、大量の情報取得とその解析により、様々な生命現象の実体にせまろうとする新しい研究パラダイム、ゲノム科学を生み出しました。
 この十年は、このゲノム科学の重要性がますます明らかになってきた十年だったと言えます。今や、ゲノム科学は、医療、創薬、エネルギー、環境、農業など、広い応用分野に大きな影響を与えつつあり、特に創薬ターゲットの発見や個々の患者に合った医療の提供など、オーダーメイド医療の実現や医薬品の研究開発にも大きく貢献してきています。
 これまでの蓄積に加え、新たに登場したシークエンサーなどの新技術が、今までにはなかった情報をもたらし、刻一刻と革新が進んでいます。
 これを受けて、今まさに急激に発展しつつあるゲノム科学の最新の成果を知り、超並列型シークエンサーなどの新技術がもたらす、医学生物学の新たなる展開を展望することを目的とし「ゲノムサイエンスの革新」をテーマに、第9回「国際ゲノム会議」を2011年7月12,13,14日に国立大学財務・経営センター、一橋記念講堂で開催する運びとなりました。
 ゲノム科学は今や、ゲノム研究者に限られたものではなく、医学、生物学、物理、化学、工学、情報学の幅広い分野に関わっており、また、医学生物学関係の幅広い企業の方にも、無視し得ないものになっています。本シンポジウムに幅広い分野の方がたのご参加を期待する次第です。
第9回国際ゲノム会議組織委員会  
名誉委員長・榊佳之、組織委員長・菅野純夫、プログラム委員長・油谷浩幸」