啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

CODATA2012が始まる

教授がVice Presidentを務めるCODATAの国際会議と総会が、台北で始まっています。このところ、何故か台湾づいていますが、会場は、台北中心部にあるアカデミア・シニカのキャンパス内です。
 「Big Data」や「第4の科学」というキーワードが、この情報関連分野をもう一段前に進めようとする中で、ライフサイエンスがその大きな中心課題としてまもなく躍り出るでしょう。それまで、国際的にどのような動きの中で、そうなっていくのか?CODATAがその主導的な役割の一端を担えるかなど、期待も大きいですが課題も多々あります。
 自然災害の予防や対策、地球環境の保護と「維持可能な」社会の実現、食料対策、生物多様性、健康予防そして医療や介護のインテリジェント化(高度情報化)、そして教授が提唱する「ゲノム情報社会の実現」と、考えられる重要課題の多くがライフサイエンスといろいろなレベルで結びついていることは明らかはあるのですが。