ファイザーの新型コロナ対策用ワクチンの有効性の結果が、分かってはいましたが、こんなにも反響を呼びのかと少し驚きました。
これは、ドイツのビオンテック社との共同開発したもので、いわゆるRNAワクチンのようです。このワクチンは、開発期間が短くて済むことと、体内でタンパク質を作らせるので副作用が比較的に少ないためではないかと思われます。詳しい情報は新聞などしか得られていませんので、少し間違えた解釈があるかもしれません。
ファイザー社は、すぐにFDAへの申請を行い、年内には接種開始となる公算が高いようです。
ただ、他の会社のワクチン開発も、ワクチン種類や治験の手段や規模の違いで、時間のずれはあるものの、続々と治験開始の報が来年の1月夜2月くらいから来るのではないかと思われます。
生物学的には「withコロナ」の状態が続く可能性が高いでしょうが、社会的には「afterコロナ」という状況になっていくものと思われます。
様々な経済指標は、このファイザー社のニュースの前から改善傾向にあり、業種によっては経営が困難を極めているところもありますが、特に米国の失業率は格段に改善しており、また日本の自動車の売り上げも急回復しているところから、コロナ感染が拡大する中において、米国だけでなく日本も含めて、かなりの会社が経営的には頑張っている構図が読み取れます。
この状況で、実際にワクチンの接種は実際に始まってくると、このコロナ禍を第3次世界大戦のように捉えた人達もおられましたが、ちょうど終戦を迎えたような経済勃興にに似た現象が今もうすでに起こっているのかも知れません。
しっかりとこの難局を乗り越えていくためには、これからのさまざまな動きに神経を尖らせていなければならなくなってきているようです。