啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(土)アクセンチュア(Accenture PLC)という会社の台頭

 コンピュータ会社の多くが、問題解決型の会社に転換されて、いわゆる「ソリューション・ビジネス」をおこなうようになって久しいと思います。

 一方、もともと経営コンサルタントの会社などは、「リソリューション」事業が本務でもあるので、技術的なサポート体制が構築されれば「リソリューション・ビジネス」の本流とも言えるべきものに変貌していくことは容易に想像がつくものです。

 

Wikipediaの「アクセンチャア」の説明は、以下の通りです。

アクセンチュアは、世界最大の経営コンサルティングファーム[1]である。様々な分野・産業に対し戦略、業務、IT、デジタル広告などのあらゆるコンサルティング提供している。また、IBMに次ぐ、システムの設計、開発、運用等を手がけるITサービス企業でもある。世界的なシステムインテグレーション企業のアウトソーシング化の流れに先立ち、近年はアウトソーシングにも注力している。」

「フォーチュン・グローバル500に選ばれている多国籍企業。」

「従業員数は世界で約48万人(2019年現在)。拠点数は世界56カ国 200都市以上。シカゴクアラルンプールにEducation Centreを置き、社員研修を世界合同で行っている。アメリカ企業であったが、バミューダに登記上の本社を移した後、2009年9月にアイルランドダブリンに本社を移した。アイルランドの安定した法的・経済的・政治的環境および英米EUとのつながりの深さを理由としているが、実際は法務上および税務上の理由であり、事実上の本社業務は従来通りシカゴおよびニューヨークの二大拠点で行われている。

社内組織はマトリックス状に業界グループとサービスライン(技術)があり、それぞれ一つずつ所属し、2つの重なった部分が個人(コンサルタント)の専門分野となる。業界グループは、公共サービス・医療健康業、製造・流通業、通信・ハイテク業、素材・エネルギー業、金融サービス業の5つからなり、サービスラインは戦略、TOP、SCM、CRM、FPM 等多々あるが、社会状況によって区分は変えている。

企業のコンセプトは、“High performance. Delivered.”であった。これは、クライアントがハイパフォーマンス企業としてより強くなるためのお手伝いをするという意味である。現在は”New Applied Now”へと企業ブランドが変わり、イノベーションによって世界の人々の仕事と生活をより良くする、というミッションを実現するという意味が込められている。

多くの技術者を抱えており、アビームコンサルティングに続いて日本国内2番目にSAP認定コンサルタントの有資格者数が多い。」