啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2015-06-05から1日間の記事一覧

日本の飛び火の可能性-MERS-CoV

AFP=時事通信 の2015年6月5日 10時29分 掲載によりますと、下記のように、「韓国、MERSで4人目の死者 感染者は41人に」というタイトルのもと、MERS-CoVの感染の広がりを止められていないようです。 このままでは、日本に飛び火するのは時間の問題と思われま…

「ねえ〜、あんた」の場末感

話題は、全く変わってしまいます。 「ちあきなおみ」さんという歌手の人がいました。 今もいるのですが、何年も歌っていないので、「いました」という表現になります。 どちらかというと、歌謡曲と演歌の両方のジャンルを得意とし、情感を歌い上げる歌唱力は…

共有する 「サイエンスはギャンブル」観

最後に、聴衆との質疑応答の中で、「先生は、どうして皆んなが見限った材料(GaN(窒化ガリウム))にトコトンこだわったのか?」の質問に、「サイエンスはギャンブルだから!」との答えでした。これは、教授と全く共有する科学研究観で、一瞬ビックリした次第…

中村修二博士(ノーベル物理学賞)講演

中村修二博士(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)が、サウジアラビアのKAUST(アブドラ国王科学技術大学)を訪問。昨日の2015年6月4日の午後4時から1時間の講演がありました。 いろいろなノーベル賞受賞者が頻繁にアブドラ国王科学技術大学を訪問し講演しま…

「怒り」の中村修二博士の講演

立ち話での印象とは全く異なって、中村修二博士の講演は、非常に興味深いものでした。中村修二博士は、よく「怒り」の科学者と言われますが、講演の導入部は、まさにその「怒り」が爆発。 「赤野教授と天野教授がブルーLEDの開発を行い中村教授がその量産化…

「怒り」の話に「可愛さ」

確かに、まともに中村修二博士の日本批判を聞くと日本人としては複雑な心境になりますが、話に「可愛さ」があり、失礼ながら「利発な駄々っ子」が母親に向かってまともな文句を言っていると思うと、その論点のそれなりの正当性をあって、爆笑の中で会場を自…

中村修二博士と立ち話

講演の始まる前に、中村修二博士を実質的にアブドラ国王科学技術大学に招待した中国系の同大学の研究者が、会場で教授を見つけ、わざわざ教授のところまで来てくれて、中村修二博士を紹介したいと言ってくれて、中村修二博士が会場の外でスタンバイしている…