啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(金) time zapper (タイム・ザッパー)とzoom システム

 英語で「zap」(ザップ)というのは、「急襲する」と言った意味の動詞ですが、「zapper」(ザッパー)となると「テレビのチャンネルを頻繁に変える人」ことをいう俗語となります。

 まれに「Time zapper」(タイム・ザッパー)というと、頻繁に他の人の時間をとってお邪魔することや人のことになります。いわば、「お邪魔虫」ということでしょうか。

 在宅勤務やテレワークが頻繁化し、特にzoomによる会議などが急増してきています。

Zoomシステムの安全(セキュリティ)上の欠陥が指摘されて、それが修正されるまではzoomの使用を控えているところも出てきてはいますが、2人以上での会議システムとしては利便性が高いため、このzoomにすぐに頼ってしまうことになります。

 電話で済むことも多いのにzoomで話たがったりとか、背景となる「バーチャル・スクリーン」という図柄や写真を競いあったりとか、時間のお邪魔虫となってきているところも多く見受けられます。

 これが、自宅に閉じこもっているだけでは気が滅入るので、zoom coffee breakと言うように、zoomをおしゃべりをしながらお茶を飲んだりするシステムとして使うようになってきているのか、つまりテレソーシャルとでも言うべき「新しい文化の形成」なのか、はたまた「時間のお邪魔虫」と言ったタイム・ザッパーなのか、今後の社会の動向が気になるところです。