啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(土) 「限られた地球」から「限られた世界」へ

 この新型コロナウイルス(Covid-19)のパンデミックで、つくづく思うことが2つありました。

 一つは、宇宙船アポロ11号が遙かかなたの宇宙から地球を撮影して、本当に宇宙空間に浮かんでいる球体の青い地球を始めてあとき、よく「地球号」と言われたように、地球は限られたもので何でもが無限に近いものではないことを実感として悟ったのでした。そして、今このCovid-19状況のもと、世界の人々だって世界の動きだって、やはり限られたものであって、いつも誰かがどこかで何かをしているという考え方とはちょっと違うなあと感じていることです。つまり、世界も限られたものであるということです。

 「限られた地球」から「限られた世界」へという認識の転換を、至極当然ながらも、ここ最近とても感じているところです。