今、中国だけでなく世界を震撼させている新型肺炎コロナウイルスの全ゲノムが解読され、分子系統樹の解析などもされた論文が、Nature誌にArticleとして2020年2月3日付で発表されました。
2020年1月7日に論文が受理され、同年同月の28日には採択(アクセプト)されるという異例の速さでした。中国人著者の中で一人だけ中国人でない研究者がいて、それが、Eddy Holmesで、教授の親友でした。彼が著者に入っている限り、問題はないと思われます。それもそのはず、徹底的な系統樹解析がなされ、コウモリのウイルスに一番近いことがわかったようです。
これが特効薬の発見や開発にできるだけ早くに繋がることを願うばかりです。