啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

食中毒で緊急入院

2016年8月14日(日)の深夜から、どうも胸にムカムカ感があり、翌15日の早朝3時頃に嘔吐。何が悪かったのか、考えるけど原因が思い浮かばず、単なる食べ過ぎではと思いながら、こちらサウジアラビアに来て初めて経験する症状に当惑。同日、早朝にまた嘔吐。どうもおかしい。
ということで、8月15日(月)は朝から起き上がれないまま、体調の回復を待ったのですが、時間が経つのみでした。正午からファカルティ・ミーティングと言われる教授会があるのですが、ついに欠席を決断して、病欠の欠勤届けを出すことにしました。
そして、同日の午後6時、何も食べていないのに、噴き出すような嘔吐に見舞われて、KMCというキャンパス内の大学病院の救急に、一人何とかエコカートを運転して飛び込みました。
直ちの検査と診断から、即入院して点滴。結局、なんと3時間半に及ぶものになりました。腎機能の低下が著しく、この点滴で腎機能が回復した場合は、帰宅とともに明日8月16日(火)の夕方からの東京経由の中国・アモイ(厦門)行きの出張は認めるという主治医。でも、そうでないときは要相談と言われてしまって、ここは覚悟を決めておりました。どうなっても、体が治るまでは、主治医の言う通りにしようと。
その日の夜も午後11時半に近づこうとしていた頃、主治医がやって来て腎機能が回復したので、帰宅もいいし明日の出張も良いと言ってくれました。実に嬉しい!心で小さく「万歳!」をしていました。
それにしても、KMCの先生、そして看護師などの医療スタッフの皆さんにまた助けられました。「Thank you very much, Doctor!」1日24時間・1年365日、いつでも飛び込める救急体制、そして最新の医療設備に薬剤施設、なんか日本にいる時より便利で有り難い気がします。