啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

KAUSTのディスカバリー雑誌

サウジアラビアのアブドラ国王科学技術大学(KAUST)の広報誌、ディスカバリーマガジン(雑誌)が最近発行されました。さすがに、専門記者を雇っての本格的なマガジンになっています。教授達の仕事の紹介は今回はされていませんが、 写真も豊富で読み応えがあります。ちょっとしたファッション雑誌のような感じの雑誌です。
学長によりますと、Wileyという出版社から定期刊行の話があるとかで、次号も予定通り発刊されるそうです。
巷では、原油価格の極端な低下により国家財政危機のようなサウジアラビアに関するニュースも日本からは多々見られますが、まだそのような実感は、ガソリンの価格が1リットル11円から20円程度に値上がりしたくらいで(といっても、2倍近い値上がりですが)、平常の
生活は全く変わりません。それで、このような広報誌の創刊や続刊も可能となっているのでしょう。
ただ、新規のプロジェクトなどの進行は、どうも立ち上がりが非常に遅くなっているような気がします。