啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

ミント・レモレード・フローズン

「ミント・レモレード・フローズン」とは、ちょっと長ったらしいカタカナで失礼いたしました。簡単に言えば、ミント(ハッカ)の入ったレモレード(レモン水)ことで、凍らせたように氷がガチガチに入ったものという意味です。英語で言えば、「mint lemonade」で「frozen」となります。
お酒の飲めないサウジアラビアでは、ジュースやモックテール(Mock cocktail)という偽物カクテル(アルコールが入っていない意味で偽物となります)が非常によく発達していて、とても旨いのです。例えば、リンゴジュースをオーダーしても、人ごとに出てくるジュースの色が違ったりしますが、まさに生のリンゴを本当にその場でジュースにするので、色が異なったりするのです。オレンジジュースだって、「あ〜本当のオレンジジュースはこんな味だったんだ!」としばし感激するほどの新鮮さとフルーツ100%の味が楽しめます。
それでも、ワインやビールがあったらなあと思うときの飲み物が、これ、ミント・レモレードなのです。レモレードというと、特にアメリカ人の人達は子供のそれも幼い子供の飲み物と信じている人が多いので、このミント・レモレードを飲むと妙に感動します。
極めて刺激が強いのに飲みやすく、また飲みたいと思わずにはいられぬ余韻が強いのです。教授の同僚は冷たいのが嫌いらしく、いつも生ぬるいのを頼んでいますが、ここはちんちんに冷えた生ビールならぬ「ミント・レモレード・フローズン」です。
もしサウジアラビアにお立ち寄りの機会がありましたら、是非「ミント・レモレード・フローズン」をご注文下さい。ただ、リャッドよりジッダの方が、この「ミント・レモレード」は総体的に美味しい気がします。