啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

サウジ赤字予算ながらも活動維持

約1ヶ月前の日本経済新聞デジタル版(2015/12/28 23:20)によりますと、「サウジ財政赤字10.5兆円 16年予算、原油安が打撃」との見出しで、以下の記事が出ていました。
 「【ドバイ=久門武史】世界最大の原油輸出国であるサウジアラビアは28日、2016年予算を発表した。歳出から歳入を引いた財政赤字は3262億リヤル(約10兆5千億円)となり、15年実績見込みより約400億リヤル減らす目標を掲げた。底が見えない原油価格の下落が財政を直撃した格好。サウジ財務省は同日、財政改革を進める方針を示した。補助金の見直しや付加価値税をはじめとする新税の導入を検討している。
 サウジの16年予算は歳入が5138億リヤルと、15年実績見込み比で15%減少する。歳出は8400億リヤルで同14%減とした。・・」
在ジッダ日本総領事館平成28年新年会でも、山口総領事のご挨拶とともに、サウジの財政や治安についての解説がありました。その中でも、赤字予算で若干減少ながらも昨年ともほぼ同等レベルの支出予算を見込んでおり、インフラ工事など継続的に行われるということでした。