啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

サウジアラムコの総売り上げ

昨夜お会いした厚生大臣の ハリド・アル・ファリハ氏 (Mr. Khalid A. Al Falih)は、世界最大の原油会社・サウジアラムコに勤めて約30年、そして2009年から2015年の4月の末まで、つまり約1ヶ月前の厚生大臣になるまで、サウジアラムコのCEOをしていたのです。そして、現在のアリ・ヌアイミ石油鉱物資源相が兼任していたサウジアラムコの会長(Chairman)に就任すると同時に、厚生大臣に任命されたのでした。
このサウジアラムコという会社がどれだけ大きいかといいますと、従業員は約6万人なのでこれはまあまあとして、2013年の売り上げが約20兆円(1米ドル=100円換算)となります。
富士通が約5兆円、日立製作所が約10兆円弱ですから、トヨタ自動車の約26兆円の売り上げに少し負けるくらいでしょうか。
今年は、原油価格が非常に下がったため、どのくらいの売り上げかは分かりませんが、常時上昇機運の国際企業なのです。全株式をサウジ王室が所有する非上場の国際企業なのです。
しかも、この厚生大臣は1960年の生まれということで、まだ現在55歳なのです。したがって、サウジアラムコのCEOに初めて就任したときの年齢は、48歳か49歳の40歳代でありました。