啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

アニマルヘア

10代や20代前半の女性の髪型に、動物の「耳」の形に似せて髪をまとまるのが流行っていると言います。
例えば、「羊」や「ハムスター」などの耳型に似せて髪型を作り、街に出れば、本人はそれらの動物の気分!
なるほど、普通のときに、動物の縫いぐるみを着て街を歩き回る勇気はないが、その可愛さは女性なら誰もが分かっているので、「髪型」で実現。これは、コロンブスの卵のアイデアというより、もうイノベーションといえるかもしれません。
そういえば、ミッキーマウス、じゃなくて、その女の子バージョンのミニー、ミニーちゃんのミミバンドは頭にちょっと装着するだけで、4歳の女児はもちろんですが、10代や20代を通り越し、50代や60代の女性さえ(この「さえ」という表現は飽くまで言葉の表現のあやです)も「可愛さ」が出てくることを、遠い昔の過去に知ったことを思い出しました。
日本の「Kawaii!」は英語の普通名詞化していると言われています。しかし、その裏には日本の若い女性の「かわいさ」に対するこのようなたゆまないイノベーションがあるということでしょうか。


(写真は、日本経済新聞2015年7月25日朝刊「新種発見!アニマルヘア」より)