啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

注目の副皇太子に第3世代

日経新聞のオンライン速報に寄りますと、サウジアラビアの副皇太子にムハマド内相がサルマン新国王より指名されたとのことです。
この副皇太子は王位継承権第2位にあたるため、兄弟世襲のサウジ王室であるものの、アブドルアジズ初代国王の孫の世代になることが予想されていました。
ムハマド内相は、まさにその「孫」に当たり、いよいよ第3世代へのレールが引かれてきたことを意味します。<引用:日本経済新聞•オンライン速報>
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/dgxlasgm23h72_t20c15a1ff2000/
「サウジ副皇太子に初代国王の孫 初の「第3世代」
2015/1/23 21:21」
「 【ドバイ=久門武史】サウジアラビアのサルマン新国王は23日、ムハンマド内相を王位継承順位第2位の副皇太子に指名した。サウジは初代アブドルアジズ国王の息子の世代が60年以上、王位に就いているが、初めて初代国王の孫に当たる「第3世代」を将来の国王と位置づけた。
 サルマン新国王は79歳、王位継承者のムクリン皇太子も69歳と高齢で、次世代への円滑な権力移行が課題だった。
 23日即位したサルマン新国王は20代でリヤド州知事に抜てきされ、首都の近代化に手腕を発揮。外国要人との接点が多く、国内部族間の仲裁役としても顔を広げた。時間をかけた緩やかな社会改革を志向している。
 初代国王の妻のうちスデイリ家のハッサ妃が生んだ7兄弟(スデイリ・セブン)の一人で、最有力の家系に属する。脳卒中の発作で左腕がやや不自由だが、2012年に皇太子に指名され前国王の代行を務めた。昨年2月、日本を公式訪問している。」