日経ニュースの2015年4月29日の報道によりますと、サウジアラビアの現在のムクリン皇太子を解任し、副皇太子のムハンマド内相を皇太子に、自身の息子のムハンマド国防相を副皇太子に据えたと、報道しています。
「【ドバイ=久門武史】サウジアラビアのサルマン国王(79)は29日、王位継承者のムクリン皇太子を解任し、副皇太子のムハンマド内相(55)を新たな皇太子に指名した。継承順位2位の副皇太子には国王の息子ムハンマド国防相をあてた。国営通信が伝えた。1月に死去したアブドラ前国王が取り立てた異母弟のムクリン氏を遠ざけ、結束の強い同腹の家系から後継者を登用することで権力基盤を固める狙いだ。
ムハンマド新副皇太子の年齢は20代後半から30代半ばの間とみられる。
今後は皇太子、副皇太子という2人のムハンマド氏への権力集中が一段と進むとみられる。両氏はいずれも日本への関心が高いとされている。
ヌアイミ石油鉱物資源相は留任した。サウジの石油政策に当面、大きな変化はないとみられる。 ・・・」<引用>http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASGM29H24_Z20C15A4FF2000/