啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

JGBとは

 JGBとは、「Japanese Government Bond」のことで、日本国債のことです。普通、国債といいますね。知っているものの、借金財政が巨大化するする中で、国債をめぐる状況を今一度整理しておくいい機会がいきているように思います。いわゆる「国債バブル崩壊」に留意した国債の理解が急務になってきていると言っても過言ではないでしょう。

<引用:Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E5%82%B5
「日本国債(にほんこくさい、Japanese Government Bond、JGB)は、日本国政府が発行する国債(国家の公債)である。「国債ニ関スル法律」(明治39年法律第34号)に基づいて発行されており、正式名称は「国庫債券」。法律上の名称は単なる「国債」だが、実務上「日本国債」または「JGB」ともいう。
国(日本国)の運営に必要な資金を集めるために発行される。証券が発行されるもの(国債証券)と発行されないもの(登録国債及び振替国債)がある」
「発行残高と対GDP比」
「公債#各国の公債規模」および「日本の財政問題#日本の財政問題に関する議論」も参照
「日本は他の先進国に比較して、国内総生産(GDP)に対する国債の発行残高の割合が著しく高い。2006年はバブル崩壊以降初めて一時的にGDP比の債務額が減少したが、累積債務の増加は続いている。財政状況は依然厳しく、その持続可能性が議論になっている。2011年(平成23年)末時点の日本国債の発行残高は789兆円であった。それに対し2010年度の一般会計税収入は約40.9兆円であった。
 2010年の日本の公債はGDPの198%と推計されている。これはジンバブエの234%に次ぎ世界で2番目であり、先進工業国の中では突出している。2011年に債務不履行の危機にあるギリシャは143%であった。2013年5月現在の日本政府の純債務は対GDP比で134%となっており、財政破綻したギリシャの155%に近くなっている。
 2012年3月末現在の国のバランスシートでは、負債総額は1088兆円、資産総額は626兆円となっている。
 2013年3月6日、財務省国債の残高が10年後の2022年度末に1000兆円を超えるという試算を発表した。
 2014年1月31日、財務省が発表した2012年度末の「国の財務書類」によると、債務超過の金額は、これまで最悪だった2011年度からさらに17.7兆円増えて477.0兆円となった。
 2014年4月28日、財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会は、政府が2014年現在の財政健全化目標を達成できたとしても(実質GDP2%・名目GDP3%の成長率、名目長期金利3.7%、インフレ率1%などが続くとの前提)、その後に更なる収支改善策を実行しなければ、国と地方を合わせた債務残高は、2060年度には2014年現在の6倍を超える8157兆円余り(対GDP比で2014年現在の1.6倍の397%)にまで膨らむとの試算を初めて示した。また、財政再建に取り組まず、基礎的財政収支の黒字化も達成できなかった場合、国の借金はGDP比約5.6倍の1京1422兆円に膨らむとの試算を示した。
 2014年5月9日、財務省は、国債や借入金を合わせた「国の借金」が2013年度末で過去最大の1024兆9568億円となったと発表した。「国の借金」のうち、国債は853兆7636億円となった。」