9月の末から始まったばからのNHK朝ドラ「マッサン」が、すでに人気になっている模様です。
ウイスキーも、ソーダ割ではなく、水割りやロックそしてストレートでの飲み方が復活してきている言われています。
確かに、シングルモルトのいいウイスキーなどをロックなどで飲むと、無味に近い焼酎とは違って、その味のうまさが懐かしいながらも新鮮に感じられるのでしょう。
特に、薬瓶に入ったような原酒のウイスキーは、アルコール度の強さも相まって、また見直されているようです。
いいウイスキーは、熟成のため、10年後、20年後、30年後にその品質が評価されます。その意味では、科学より厳しい評価かも知れませんね。つまり、いま仕込んでも30年後にしか評価されない仕事、30年後には自身がたとえ生きていなくても評価されてしまう仕事、これは確かに厳しい仕事でしょう。でも、毎日消費されては消えていく料理も、30年目に消費されていくウイスキーも、いい仕事に立ち向かう精神は同じなのかも知れません。
北海道の余市の観光人気が既に高まっているようです。教授も、何十年も前に訪れた余市を思い出しています。お酒の飲めない国で生活していると、あまりお酒も飲みたいと思わなくなってしまっていますが、今度飲む機会があるとすれば、ウイスキーのロックで一杯いくことにしましょう。