サウジアラビアのKAUST(アブドラ国王科学技術大学)のメインな食堂は、「ダイナー(Diner)」というものです。実際、アメリカの大きなカフェテリアという感じです。お米のご飯を除くと、サウジアラビア料理は少なく、欧米的です。ピザ、パスタ、サンドイッチ、中華など、何でもあります。毎週火曜日は、驚いたことに、立派な寿司が並びます。
ヨーロッパの影響が強いせいか、非常に美味しく評判が良いです。
その中でも、お勧めはその日の日替わり定食「バジェット・ミール(Budget meal)」です。御飯かパスタから1つ、肉あるいはトリあるいは魚から1つ、温野菜の3種類から1つ、チョコレートケーキやストロベリーケーキなどのデザートから1つ、メネラルウオーターのペットボトルが1つ、2つ異なるスープから1つ、たくさんの種類のサラダの小皿から1つ、これらでなんと日本円相当でわずか約440円(16 SAR(サウジリアル))です。
これを昼晩食べると、1週間で確実に太ります。昼だけで十分で、夜は食べなくてもいいです。
また、サウジアラビアの人に聞きますと、ほとんどサウジアラビアの料理はないということで、どちらかというと欧米系の食事のようです。このため、よく日本で「サウジアラビアの食事は美味しいですか?」と聞かれますが、ほとんど答えに詰まってしまいます。
なお、このバジェット・ミールは格別で、その他の多くのレストランでのメニューは、大体日本と同じ程度の高さです。