啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「チャレンジ(Challenge)」の意味

「チャレンジ(Challenge)」という意味は、例えば動詞の場合、ご存知のように「挑戦する」という意味です。
これには、微妙に異なる二つの意味があるように、英語で使われることがあるように思います。
ひとつは前向きの意味で、「困難なことに挑んでいく」ことであり、日本人の多くはその意味で考えています。
もうひとつの意味は、後ろ向きの意味で、「それは無理なことでしょう」とか、「ほとんどできない課題である」とか言った「異議を唱える」ような意味合いです。
たとえば、「That's big challenge!」というのは、「それは大きな課題で、解決不可能なことだよね。」という意味を婉曲化して伝えていることが多いのです。この場合には、「Yes, indeed! But, I think I can.」(「確かにね!でも、自分は解決できるつもりなんだ。」)と返答できると、実に格好いいですね。
この英語の皮肉的な言い方にも負けずに、堂々と「前向き」の意味で応えていけるにしましょう!これが、「Be super positive!」な精神ですし、「Never give up!」の精神なのですから。
わざとノーテンキに自身を向けていける能力は、いい意味でしたたかに生き抜いて行く上で、とても大事なことと思われます。