啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

南浦和駅で電車を押して救助した40人のヒーロー達

 報道によりますと、昨夜2013年7月22日(月)午前9時19分頃、京浜東北線磯子行き電車から降りようとした30代の女性が、電車とホームの間の隙間に転落し、腰の辺りを挟まれる事故が起きた際、約40人の乗客達が一緒になって列車を押して車両を傾けて、女性を救助しました。
救助した瞬間、まわりの乗客から拍手がおきたとのことです。
 読売新聞がその写真を公開していますが、涙の感動ものです。
 この約40人の方々に感動の拍手はもちろんですが、「電車をみんなで押そう!」と提案した人か、自ら押し始めた人は、駅員さんだろうが乗客だろうが、実に素晴らしい機転で、警視総監賞級の表彰に値するのではないでしょうか。
 6〜7人が女子生徒をリンチで殺害して山中に遺棄するような凄惨な事件が起こるこの世の中で、南浦和駅での約40人のヒーロー達に、救助された女性でなくとも「心からありがとう!」と言いたくなるのは、教授だけではないのではないでしょうか。