啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

ラービッグ(Rabigh)

サウジアラビアのジェッダは、紅海に面した人口数百万人の同国第二位の大都市です。その北に高速道路で約15分のところに、ジェッダ国際空港があります。
さらに、その北の高速道路で約40分のことろにKAUST(アブドラ国王科学技術大学)があります。そこは、Thuwalと書いてトワルと発音する町です。印象的には、町よりKAUSTの方がデカイので、住所的には「4700 KAUST」のようにKAUST自身が町の名のように表現されます。
このKAUSTからさらに北に車で約40分、距離にして約60Kmのところにラービッグ(Rabigh)と言う都市があります。
この都市の境界へ入ったらすぐに、砂漠だらけの高速道路道路の上に突然巨大な横断幕が横切って現れ、どのドライバーにも否が応でも見えるようになっているので、びっくりします。
さらにびっくりするのが、この横断幕に日本語で「ラービッグにようこそ!」と書いてあることです。サウジアラビアの砂しかない不毛の灼熱の大砂漠の高速道路を突っ走していて、突然の巨大な横断幕に日本語が突然目に飛び込んで来たら、どんな日本人もびっくりするはずです。
これは、どうして日本語かと言う謎解きは後日するように致しましょう。