啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

ジェネリック家電

 薬ではなく、食品でもなく、家電で「ジェネリック」が勢力を伸ばしているとのことです。
ブランド力低下にみる国際競争力の危機が、そこには内在しているように思われます。円安でも輸出が伸びない理由が、そこにあるのかも知れません。
 貿易赤字が常態化すると、我が国の財政赤字の改善はなかなか前に進まない可能性があります。そいう状況の中で、基礎研究や研究開発の国際競争力を維持したり強化したりするには、それなりの知恵がいると思われます。まさに、財政改善なき研究力の向上をどうするか?若い研究者の今後の人生設計ができるような見通しをつけるには何をやるべきなのか?いよいよ、正念場に来ているように想います。