理研が富士通と共同開発したスーパーコンピュータ「京」は、一時的にも世界一になるなど、好業績を出しており、成功したものと考えられています。
この後継機種の開発が、ワーキンググループで議論されており、先日マスコミでも、いよいよ文科省が開発に着手するというニュースが出ていました。
ペタのさらに1000倍のエキサの超高速性を目指す開発になるということですが、ビッグデータの時代、その巨大データを送るネットワークが貧弱ではオンサイトでしか使えず、利便性が極めて限られることから、そのネットワークなどのインフラの整備も一緒にしなければならないところが課題となるように思われます。
アメリカも中国も、すでに開発に着手しているとのことですが、国際競争には堂々と挑戦するにしても、実用性を考えた開発哲学を通すことは非常に重要と思われます。