啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

映画「リンカーン」

米国の映画アカデミー賞を3度とり、その最新作が3度目が主演男優賞に輝いた俳優だけあって、リンカーンになりきっていました。
 米国の南北戦争の末期、リンカーン大統領は米国憲法の改正にこだわっていました。たとえ北部が南部に戦争で勝っても、敗戦グループの財産としての黒人奴隷を没収してから「後」彼らを解放するようにしてしまうと、「個人を財産の奴隷として扱かった」ということになり、北部が抱える理念や主方針と異なることになると、リンカーン大統領は強い懸案をいだいていたのでした。