「構造生命科学」プロジェクトの情報拠点の活動が続いています。いかに、最新の構造生物学の技術開発や研究成果を、ゲノム科学やそのほかの分野に広げていくかが、このプロジェクトの大きな目的です。
まさに、「創薬等技術基盤支援プラットフォーム」という名の大きなプロジェクトの一環です。
Nature誌の最新号(2012年12月13日号)で、複数の薬剤標的のプロファイルに対するリガンドを自動設計する新手法についてのArticle論文が発表されています。
実験的な確証も行われていて、事前に摂家したリガンドについて8、00のリガンドー標的予測を実験で検討すると、約75%が妥当であったという結果です。
(参考) Nature (2012) 492:215-220 J. Besnard et al. Automated design of ligands to polypharmcological profiles.