啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

Dr. Yuan Tseh Lee(李遠哲博士)との会話

 お陰様で、旧知のDr. Yuan Tseh Lee(李遠哲博士)が教授の隣に座って、また親密に話すことができました。Lee博士は、9歳まで日本語しか話していなかったということで、我々以上に日本語が得意です。「先生の日本語はパーフェクトですね!」といつもながらに褒めると、「「パーフェクト」ではなく、「完璧」と言ってください。」と言われてしまい、二人向き合って苦笑した次第です。
 また、日本に頻繁に来られていると言うことで、数週間前に京都であったSTSの会合で山中教授と話されてたことについても触れ、教授にこっそり「日本の童謡にもありますもんね、「・・いまはや山中、いまは浜・・〜」」と、歌われたのにはびっくりしました。 さらに、「家内が私と外に出ることを嫌がるんですよ、みんなが私のことをしっているから。」と自嘲気味に言っていましたが、台湾初のノーベル賞受賞者台湾総統選挙に大きな影響力をもつ発言をすることでも有名とあれば、英語で言う特別な意味の「Somebody」なのでしょう。