啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

福島県民のための健康管理調査検討委員会

今朝の朝日新聞の朝刊によりますと、福島第一原発事故に関連して福島県民を対象とした「健康管理調査検討委員会」の内容が分かってきたと報じています。(参照: http://digital.asahi.com/20110617/pages/
 この7月上旬にも、空間線量の高い地区の住民代表を対象に予備調査が始まるとのことです。
 いよいよ、「フクシマ・コホート」が始まるのでしょうか?これが、「ゲノム・コホート」という切り口か、「がんコホート」という切り口かのどちらかということで、方向性が非常に変わってくると思われます。
 特に、30年以上にわたる長期のフォローアップの必要性は当然でしょうから、綿密な制度設計やプロジェクト・デザインが要求されるてくるものと思われます。