啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

REIC遺伝子による固形がんの遺伝子治療

 岡山大学医学部大学院の公文裕巳教授の技術シーズを中心に、新規がん治療遺伝子(REIC遺伝子)の臨床研究開発を行っているのが、桃太郎源株式会社です。 
 昨夜、この代表取締役社長の塩見均氏と、小見山智義・東海大学医学部准教授とともに食事を一緒にする機会がありました。
 塩見さんは、岡山の高校の英語の元教師で、その後教育ベンチャーのバイオサイエンスリンク社を立ち上げたというユニークな経歴の持ち主です。ちなみに、小見山准教授のご実家も岡山ということで話題に花が咲きました。教授は、岡山大学にはいろいろ御縁がありますが、それ以外は昔繁華街にあった「エスカルゴ」という確かそういう店名の高級らしきクラブに大枚をはたいて行った程度で、残念ながら岡山の土地にとり立てての関係はございません。
 塩見氏によると、FDA認可を得て、年内に臨床フェーズ1に入り、日本でも臨床研究審査の専門審査が終了して次ステップに進むとのこと。