啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2012-10-27から1日間の記事一覧

頂いた富士山

本日、このブログを見た「しげの家」のマスターの芹沢様から、数年前ながら伊豆から見た美しい富士山の写真があるとのメールとともに、「霊峰富士」に相応しい素晴らしい富士山の写真をいただきました。これは、冬の富士山ですね。写真だけでも、見とれてしまう…

大吟醸「智徳」

先日も、実は話題にしたのですが、慶応大学の冨田研究室が、山形の有名酒造会社との協力で、すべての酒樽の酒を徹底的にメタボローム解析し、オルニチンなどのいくつかの成分が最高であったものに「智徳」となずけて、限定400本をつくったというものです。 …

知徳(智徳)

話を慶応大学に戻しますが、初版が1875年(明治8年)に刊行された「文明論之概略」(ぶんめいろんのがいりゃく)は福澤諭吉の全10章からなる著書で、「知徳」が盛んに議論されています。たとえば、第四章「一国人民の智徳を論ず」、第六章「智徳の弁」、第七…

大学の創始者

「慶応大学の創始者は?」と聞かれて、間髪を入れずに「福沢諭吉」と答えられる人は多いと思います。教授も、もう十数年慶応大学の客員教授をさせていただき、毎年講義を大学院生と大学生にさせていただいていますが、創始者の薫陶を慶応大学の「諸君」に強く感…