啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

大吟醸「智徳」




先日も、実は話題にしたのですが、慶応大学の冨田研究室が、山形の有名酒造会社との協力で、すべての酒樽の酒を徹底的にメタボローム解析し、オルニチンなどのいくつかの成分が最高であったものに「智徳」となずけて、限定400本をつくったというものです。
 お酒は飲まない教授ですが、先日限定400本の最初の1本「通し番号No.1」をa few drops(数滴)だけ味見させて頂きました。芳醇な香りと辛口ながら濃厚な味に、またお酒を飲みたくなりました。
 福沢諭吉の教えを、こういう感じで体現して楽しむのも一考で大変いいと思いました。この自由闊達で楽しい気風が慶応大学でしょうか。