啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2012-09-17から1日間の記事一覧

世界に開かれたキャリアパスの前提:社会的な支援制度の必要性

多くの場合、家族を持っていますので、家族を連れ行くかどうかは大きな問題になります。これは、世界に開かれたキャリアパスを確立しようとするとき、それを支援する社会の整備が全くできていないため、家族や帰国後の将来の人生設計がほとんどできないので…

アジアへの就職:インドや中東も対象に

昨今の日中関係や日韓関係あるいは日台関係を考えると、アジアもインドや中東まで幅広く考える必要があるように思います。日本の基礎研究の将来を考えるとき、もっと世界に開かれたキャリアパスの確立のあり方を考えねばなりません。その世界として、アジア…

アジアへの就職戦略

3拍子揃っていなくても、優秀な人材はたくさんいます。このような人達のキャリアパスを早急に見いだして上げなければ、ひいてはその次の人材も枯渇することになります。 やはり、欧米の同じような研究ポストの競争率の激しさや厳しさを考えると、アジアへの…

「アウト」の時期

ポストがない訳でありません。「良い論文が複数出ていて」・「研究遂行能力もあり」・「人柄もよく社交性もある」ようないわゆる3拍子揃った人材には、2つも3つも「お呼び」がかかっており、むしろ買い手市場のような形になっています。一方、この3拍子が…

敬老の日

「えっ〜と、今日って敬老の日?敬老の日って、おやすみだっけ?」といった会話が聞こえてきそう感じがします。

思いこもごも

最近、「思いこもごも」の時間が増えてきています。

研究ポストへの就職難

若い人達の就職口、特に「パーマネント・ポジション」といわれる終身雇用型(実質でOK)のポストやそれに向けた審査付きコースの「テニュア・トラック ポジション」のポストが極端に少なくなってきており、任期付きの教員職にいる研究者やプロジェクト雇用…