啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2011-08-19から1日間の記事一覧

「ものづくり」の次

「ものづくり」の大事さは、多くの人達が認めているところです。実際、我が国の基幹産業は「製造業」であり、空洞化の問題はあるものの、新興国での稼ぎ頭でもあるところです。 一方、我が国においては、産業のGDP構成比でいえば、サービス業が約7割も占め…

仕事に集中できる幸せ

仕事に集中できることは、本当に幸せなことです。

「その後」の2つの大きな問題

「その後」において、現在大きな二つの問題があると、エモット氏はいいます。それらは、「エネルギー」と「財政」の問題です。 原子力エネルギーでいえば、恐怖感がその大きな要因ではあるが、本質的に日本の伝統的なリスクの対応法のために、結論が出にくく…

その後の「絆」がない

大震災で、「絆」がキャンペーンされ、被災地や被災者の方々との連帯感は非常にあると思っていました。 確かに、同情を共有するという「絆」の連帯感はあるように思えます。しかし、「震災後どうするか」ということに対する「絆」や「コンセンサス」は醸成さ…

モエット・元英エコノミスト元編集長の指摘

そして、彼は以下のように言い切ります。「日本で政治が混迷しているのは、このコンセンサスと共同体の連帯感の欠如が原因である。理想をいえば政治家がそうしたコンセンサスの醸成を主導すべきだが、彼らの行動には、有権者のほか、メディアや実業界など影…

「信頼感と連帯感取り戻せ」

8月17日(水)の日本経済新聞朝刊の大きなコラム(経済教室)に「信頼感と連帯感取り戻せ」と題して、ビル・エモット氏(英エコノミスト元編集長)がいい主張をしています。 エモット氏は、「今回の大震災の被害の大きさは十分分かるが、冷静に考えると、この1…